住宅問題

「ロシア語メモ」で紹介されていた小説をまた図書館で借りました。またもや書庫からの本…。ヘンリー・カットナーという作家らしい。 どうも、ホラー短編小説集っぽいので、ホラーといえば「変な家」がトラウマになっている身としては予約したことを後悔しま…

米原万里のエッセイ

新聞のリレー連載で、記者が文章術を伝授するコーナーにて紹介されていた本。 こうしてまたロシアに関連した本を読むことになり、私の脳内はロシアでいっぱい。 日露通訳者として活躍していた著者の本は、真面目な言語コミュニケーション論から、通訳の(主…

牛山羊の星座

これまた今読んでいる『ロシア語メモ』の中でロシア文学といったらいかついものばかり想像されるけど、こんなロマンチック?かわいい?のもあるよ、と紹介されていた小説。 ロマンチックと評されていたかどうか、本が今手元にないので確認できないけれど、こ…

これだから本屋通いはやめられない

丸ビルで同窓会だと言うので、少し早く出てオアゾの丸善に立ち寄る。 『笑わない数学』の本を買うのはまぁ目的通りとして、フランス語の本、近所にない何かあるかな、と物色したら、なんかもう宝の宝庫でした。 気づいたら待ち合わせ時間2分前なのでこれ以上…

古典テスト理論

今更、テストの結果分析に悩んでいたら先輩に勧められた本。 そして、別のテストを生業とする人にも強く勧められた本。 ただ、今は復刻版の発売で、PODで受注生産らしい。送料と手数料込みで四千円か。。。図書館にもないようだしなぁ。 困った。 テストの科…

ルパン短編集

たまたま本屋で見かけたので、短編なら読めるかな、と購入。理論社だし。 にしても、私のイメージする「フランス人女性」からはこんななよなよと意識失ったり、男性に頼りきりだったりするような弱い人なんて全く想像できないのだけれど、それは一世紀の間に…

今月の絵本

絵本が毎月送られてくるブッククラブ。出版社に縛られない、店主セレクトの本が送られてきて、ユーモアある作品が多く、「感動の押し売り」系がないのが私の好みで、長男のときからもう五年目くらい楽しんでいます。 ところが今月のがこれ。 タイトルからも…

鼻行類

息子が、国語の文章題の中で言及されてたこの本が気になる、と言う。 そんな風に勉強の中で出会った本に興味持つなんて何よりの宝。もうそれだけで十分。本当に素晴らしい。 さすがにいきなり買うのは気が引けたので、図書館で予約しようと思ったらなんと近…

鉄道とししゅう

秋葉原に用があって行って、初めて書泉が秋葉原最寄りだと知りました。ずっと神保町だと思いこんでいました。ということで、鉄道好きの長男を初めてこの「聖地」に連れて行きました。 時代の流れか、書棚にずらりと並ぶのは各社の鉄道グッズでしたが、余所で…

翔んで埼玉アンソロジー

セブンイレブンでうっかり見つけてしまった。 「翔んで埼玉」のアンソロジーというすごい漫画。18人の漫画家が、翔んで埼玉を元に独特のストーリーを展開。高橋留美子もいるし、魔夜峰央の娘もいる、という豪華さ。 「検閲」する前に息子に渡してしまったけ…

いらぶ!

17年ぶりの「伊良部先生」の新作。よく見ればいつも表紙にいる天使ちゃんがマスクを持っている通り、コロナをテーマにしたお話が二つ。緊急事態宣言とか、もうそういう言葉が懐かしく、遠くに感じる。そういう意味で、その時代の記録としてすごく貴重な作品…

行動経済学を垣間見る

これはおもしろい本でした。原著を教材に使えそう。 この秋に店をたたんでしまった近所の本屋で平積みされていて出会った本。 こういう出会いこそ、本屋の醍醐味。そういうノスタルジーとともに、この本を記憶にとどめておきたい。 人間は必ずしも合理的に動…

マスクを少し好きになる本

本屋で面陳されているのを何回も見ていると、毎回ほしくてほしくてたまらない気持ちになる。ということで、買ってしまった。マスク嫌いなのに。 そしたら、超おもしろかったです。この著者はジョブズの伝記作家でもあるそうですが、文章力も取材力も素晴らし…

ふわふわとちくちく

長男は、それこそ、三つ子の魂百まで、で年少の言葉を操り始めた頃からずっと、言葉が強すぎるてトラブルになった、というので先生から何度電話を受けたかわかりません。 「言ってることは間違ってない、ただ、言い方というのがある」と何回言っても「正しい…

イラク水滸伝

なぜか、リンクが電子書籍になってしまいましたが、高野秀行さんの最新作。この表紙の写真一枚にたどりつくまでのすべてが詰め込まれた500ページ弱。500ページもあったとは思えないくらいの速度で読めました。自分でもびっくり。そういう意味でも満足感が。 …

百花繚乱のこども向け図鑑

子供の図鑑市場は今かなりの市場規模らしいです。各社かなり力を入れているようですが、だんだん「図鑑」ぽくない狭い範囲の、「それ、図鑑でなくてもいいのでは?」というものも続々と現れています。 最初は「危険生物」を見たときに驚きましたが、これは多…

かみなり

本屋の夏休み特集コーナーにずっとあって気になっていたけれど、ついに次男(ものはなんでもいいからとにかくなんか買ってもらいたい)が見た瞬間に「これ買って!」と言うので、気が変わらないうちにレジへ。 これがすごい。すごいんです、写真が。こんな様…

思春期の子供の親になりかける

購読しているコーチングの先生のメルマガで紹介されていた本。 子がいよいよ思春期に入った友人の姿を見て、意を決してこの本を買いました。 大学生の頃、自分は育児書は買いたくない、そんなのに縛られた育児なんてしたくない、と強く思っていたものでした…

世界の言語の文法規則を我が手に。

今は無きツイッターで見かけて面白そうだと思いつつ買っていなかった本。 言語好き集団で本屋に行った際にやっていた言語学フェアで見かけたので、買いました。 言語学オリンピックなるものがどのようなものか知らないのですが、この本は、実例から規則性を…

異世界言語マンガ

言語が大好きな人の集いで本屋にぞろぞろ行ったら、「言語学フェア」が開かれており、いい感じの本がいっぱい!学術的な本もあれば、一般向けの本も。あれもある!これもある!と大興奮。 その中で異彩を放っていたのがこのマンガ。思わず手に取ったところ、…

高野秀行さんの語学エッセイ

私が高野秀行さんのエッセイに出会ったのは、アルクの(当時は)月刊「日本語」だったので、私からすると待望の、語学がテーマのエッセイ。 あのアルクのエッセイも書籍にならないものか、ともうずっと長年待ちこがれていたけれど、きっとこの本に集約されて…

華麗なるインド系文字

敬愛する高野秀行さんの本で言及されていた本。 図書館で予約して借りましたが、家に帰って開いてびっくり。 インド系文字が一つずつ、異なる文字体系でどう表記されるか、見開きで紹介されている。さらに言うと、その文字一つ一つの書き順も載っている。も…

裁判官のお言葉集

新聞の広告で見て気になっていた本に本屋でたまたま出会えたので購入。 2007年くらいの本で、たかだか15年程度しか経っていないのに、時勢の変化に驚く。 たとえば、悪質な運転や、子供の虐待に対する目が今の「常識」とは違ったんだろうな、というお言葉や…

恐竜折り紙

キッズルームでベビーシッターさんが恐竜を折り紙で折っていたので、調べてみるとこんな本が。たまたま図書館にあるのに気づいたので借りてみましたが、、、いきなり買わずに借りて正解。 見た目通りの難度。難度表示が★★★から始まっているぐらいなので、折…

エンバリーおじさんの「かけちゃうよ」シリーズ

かかりつけの小児科は、コロナのときも絵本は撤去してなくて(遊びスペースだけ今も封鎖されてるけど、そこが復活してくれたらいいのに、と今気づいた)、で、ときどき、ごそっと絵本の入れ替えがあります。 なぜか最近ある本がこれ。 エド・エンバリーのイ…

英語のアポリア

会社の同僚、と呼ばせていただくのも畏れ多いレジェンドが英語に関わる人間は読んだ方がよい、とお勧めしていたので、購入。 著者がどんな人かも知らずに買ったのですが、開けてびっくり。謝辞に、指導教官含め知ってる名前のオンパレード。思わずのけぞりま…

キリンですけど

習い事の待合室から、コロナの間撤去されていた本コーナーが復活して嬉しい。 そこで次男が「これよんでー」と持ってきた本。 なかなか途中の展開がシュールで私好みでした。 キリンですけど 作者:高倉 浩司 絵本館 Amazon

福音館「かがくのとも きょうりゅうのしっぽ」

保育園にあった、福音館の絵本の定期購読の案内で存在を知る。毎度のことだけど、440円でこんなすばらしい本が手に入るなんて、福音館は慈善事業でもしてるのかと思ってしまう(からくりとしては、相当数の幼稚園・保育園で半強制的に定期購読しているケース…

ルービックキューブがやってきた

自分ではなく夫が買った本ですが。 理系脳の塊、みたいな夫はなんとルービックキューブが解けないらしい。意外。それでこの本を見つけて買ってきたとのこと。 そしてその通りにやったら、「理屈はわからないけど、できた!」と。「理屈がわからない」なんて…

初めての「ひとりでできるもん!」

ひとりでできる 子どもキッチン (講談社のお料理BOOK) 作者:上田 淳子 講談社 Amazon 長男が料理がしたいというので、ハードコロナモードで書店に足を運べない頃に雰囲気で買った本。 が、これが結構よくて、偏食だらけの息子も、たくさんふせん貼って作りた…