忍者図鑑

次男が学校からチラシをもらってきた「ニンジャアカデミー」というイベント。

もう最近はありとあらゆるイベントが混んでいるので、覚悟して行ったら拍子抜けするほどの空き具合。展示もなかなか面白かったのですが、次男はクイズはやるけれど、展示は最小限しか見ず。

体験ものも、そんなに並ばずにできるので一時間もおらず、次男はお土産に刀を買ってもらって満足。

 

私はいつもの通り、てぬぐいを買おうかな、と思ったら、なんだか、見慣れない文字の書かれた手ぬぐいが。なんだろう、と思った答えがこの本に。

 

漢字が伝わる前の「神代文字」を忍者の暗号として使ったとか。普段なら、手ぬぐいとこの本と、両方買うところでしたが、最近は節約ムーブメントなので、字のことが載ってる、本のほうだけ買いました。

 

冷静に考えると、たくさんのこと知れる本の方が物品買うより断然安くてお得。

 

さて、この忍者図鑑。この著者がこのニンジャアカデミーの監修してるのかな?というくらい、今日の内容と同じことが書いてありました。

 

忍者の秘密、みたいなのは恐らく人気コンテンツだと思うのですが、実際、サバイバル術は今にも役立ちそう。この本は子供向けに易しく優しく語りかけるように書かれており、全ふりがな、そして見開き左側に説明、右側に長谷川義史さんのイラスト、でとても読みやすい。

 

忍者になりたい子が没頭して読むこと間違いなし。

 

 

 

 

忍者図鑑

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角田版 源氏物語

源氏物語完走!!!

この、人生における達成感たるや!!

源氏物語をちゃんと全部読んだ人、のグループに入れる優越感!!

大河ドラマ「光る君へ」が終わったあとから読み始めた遅蒔きですが。前の会社の東京事務所から、仮営業中の三省堂書店がかなり近かったので、お昼休みにふらっと行って、ふらっと全巻セットを買ったのでした。

源氏物語の専門家が二人もいたので、「ちょ、話繋がらないんですが??」と質問しながら読み進め。

ほんとに、この角田版源氏物語は読みやすくて、訳が何言ってるかよく分からなくて挫折、ということはないです。太鼓判。

専門家からしたら不満な訳などもあるのかもしれませんが、会社の専門家は「源氏物語は二次創作を楽しめばいいのです」と言い、確かに千年以上受け継がれてきたこの物語を「作者の意図通りに解釈」するのが唯一の読み方ではないのだろう、と思います。千年分の、好きな読み方をしてもしても許されるのではないでしょうか。  

 

私は、ひたすら細かい服装や儀式の描写は後世に残すことを意識していたのかな、などと思いながら読みました。それから、催馬楽などの音楽やかぐわしい薫や匂宮は一体どんな香りだったのだろう、と今再現できない、音楽と香りに思いを馳せました。

 

自分自身がくよくよした気持ちのときは、ちょっと辛くて読むの中止していたときもありますが、宇治十帖に入ってからは、一気に物語の世界にはまりこみ、読み切りました。

 

いやー、この世界を知ってよかったです。深く心に残る物語となりそうです。

 

 

君のクイズ

世の中の母娘は服の共有とかするらしい。息子とはそれはできない(彼が一回だけ履くであろうサンダルは、その後私がもらおうと思っているけれど)。

 

が、去年あたりから息子にねだられる本が、「あれ、私も読んだらいいんじゃん?」となってきました。そう思った最初の本は、結局あまりに青春小説っぽすぎて、読まず。でも、そういう可能性に気づいたというきっかけ。

 

で、夏休みの課題図書の中から息子が選んだ一冊が昨日書きつづった「そして誰もいなくなった」。もう一冊もミステリーで、それが、これ。両方とも、私も楽しく読みました(前者については昨日書いた通り、なぜか二倍以上する本を買い足してますが)。

 

映画が公開された頃、車内広告が「君のクイズ」一色で、ちょっとこわい話なのかと思っていましたが、怖くなかったです。人もしにませんでした。

 

私はクイズが割と好きなので、ガチクイズ勢の主人公の語りに共感しつつ、でも、クイズのことを全然知らずに読む方が面白いのかな、と思いつつ。

 

そして最後のサプライズとして、私が年末にどはまりした「火星の女王」の原作者がこの人だった!!

 

 

 

 

 

 

And then there were none

こんなに有名な話なのにたぶん、読んだことがなく。息子が学校の課題図書の中から選んだものの、登場人物の多さと慣れない翻訳に手こずっているのか、数十ページ読んでは、「覚えられない!誰だこいつ!?女なのか男なのかも分からない!」と、四回も、最初に戻って読み返していると言うので、じゃあ先に私が読もうか、貸してくれ、と言うと、拒否される。

 

それで、図書館の電子書籍で借りようとすると、IBCパブリッシングのダラーシリーズのオーディブルしかない。

 

本の方は、予約待ちだらけ。で、方針変更。本を買おう。で、見つけたのがこれ。倉林先生の「ヘミングウェイで学ぶ英文法」の爆発的なヒットのあと、各社がこぞって似たような本を出しましたが、その一つ。

 

近所の本屋がまだやってる時間だったので、急いで自転車を飛ばし、即ゲット。

アガサ・クリスティの英語はきっと読めないと思いましたが、ダラーシリーズの英語をもとにしている、ということでするする読める。

ちなみに、電子書籍で借りたオーディブルを聞きながら読むと、ところどころ表現が違う。同じ底本なはずなのに、不思議。

 

で、本の中身ですが。こんな年齢になって言うことじゃないですが、なんだ、金田一も、あのホラーも、結局はこれじゃないか!!こんなすごい作品のあとに、ミステリー書くっていうのはオリジナルで行くなんて土台無理な話じゃあないか。

 

これはミステリーなはずだけど、某ホラーを読んだあとなので、私にはどちらかと言うとホラーに読めました。

 

いやー、しかし、英語で小説一冊読み切ったっていう達成感!嬉しい。原著じゃないにしても。

 

そして、息子がまだ45ページなのに、私と来たら、一日半で読み切ったので、いつでも、息子に「わからない~!!」と言われたときにドヤ顔で対応できます。たぶん、それがムカつくから何も聞かれないでしょうが。

 

ミステリーで読み解く英文法 そして誰もいなくなった | アガサ・クリスティ |本 | 通販 | Amazon

 

 

 

ひつじ探偵団

SNSで二人くらいの人がおもしろい!とつぶやいていたのでとても気になっていた映画。

ところがアマゾン限定で無念!と思ったら、そうだ、夫がプライム会員だった!と思い出し、アカウントを借りる。

 

その価値ある楽しい映画でした。まず、イギリス英語に鷲掴みにされ、すばらしいイギリスの田園風景。これがほんとうに美しい。そして、田舎の町並み。そして、探偵のひつじたちの素晴らしさ。

 

あまりに気に入ったので、帰宅後の息子にも見させ、私もほぼ二回連続で見たようなもんです。

 

字幕や吹き替えがAIだったらげんなりなところでしたが、どちらもちゃんの人の手によるものだったと思います。アマゾンなのにちゃんとしてる!

 

ひつじ探偵団

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死の壁

養老孟司が「生死については、考えてもしょうがない」と言っているのを見て、今の自分には大変「刺さり」、「壁」シリーズからこちらを。

「バカの壁」もブームになったときに買ってなにがしかの感銘を受けましたが、内容は忘れました。もしかしたら、「怒り」はまだ対象を見てるけど、無関心は相手の存在が意識にも登ってないもっと悪い状態だ、というのをグラフで説明していたのがあの本かしら。その話は印象に残っているけれど、その出典はなんだったか。

 

さて、「死の壁」。今のAI時代、生きづらいなぁ、という感覚は、脳と身体がバラバラになってるからだな、とこの本を読んで思いました。情報など、「脳」で考えるようなものはどんどん早くなってるけど、身体は何も変わらない。人間には「身体がある」っていうのを意識しないといけないんだな、という気づき。ロケットを作ることはできても、ちっぽけな虫だって作れない。

「死」について考えることで安心して生きられる、というのがこの本のコンセプトだったようですが、果たしてそれが達成できたかどうかはともかく、「死」について考えるとき、養老孟司がついてる、と思ったらなんか安心感が得られたのは確かです。

 

彼が口述したことを編集者が本にしたタイプの著作ということもあり、とてもかみ砕かれてて読みやすい。また読み直せるように手元に置いておきたい。

 

 

 

世界史の中のパレスチナ問題

中東問題を専門としている友人からもらった本その1。分厚い新書でした。。。読み切った達成感よ。

ただ、例によって例のごとく、内容がちゃんと頭に入っているかと言えば、、、。

 

私はとにかく「イスラエル」がわからない、知りたいの気持ちで動いてましたが、彼女がくれた本のタイトルは「パレスチナ」。

 

皆さん、最近、パレスチナって言葉聞きますか?私が子供の頃は、「PLOのアラファト議長」という言葉を散々聞いたし、顔も思い出せます。何かの合意でだれかと握手していた写真も見たと思います(何の合意で握手の相手が誰かは、分かっていないひどさ)。

 

でも、正直今、「パレスチナ」って言葉は過去の言葉みたいになっていました。だから友達からこの本をもらってもピンと来なかったのです。

 

でも、その認識こそが、改めないといけないことなんだと、頭を殴られた気分です。「パレスチナ」からの視点で中東を見たことある??と。あの私の印象に残ってたアラファト議長の時から事態がどれほど後退してしまったことか。聞かなくなったからと言って「パレスチナ問題」がなくなった訳ではないのです。

 

人類史の中で見たらいつまでも解決しない領土争いですが、常にそこには暮らしている人がいる。そこを故郷としている人がいる。

 

それを忘れてはいけない。