- 作者: 大沢仁,石渡嶺司
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/11/14
- メディア: 新書
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「就活」に振り回される学生・企業・大学について実例を豊富に論を展開。
最後に就活サイトのたぐいがこの「振り回す」側として紹介されています。
就活中に読まなくて本当によかった。
「就職ジャーナル」以上に苦しめられる本です。
この本ではふれられていないけれど、一番の問題は「就活」という言葉によって
一般の学生が、
「大学卒業→企業に就職」
しか自分の進むべき道がないように思ってしまうことなんじゃないかと思います。
就職活動の早期化とあふれる就活情報によって、
大学を出てからどうしたいかをじっくり考える時間さえ与えられていないのではないでしょうか。
それにしても、「学生の売り手市場という言葉が何回も出て来たのが
不況に陥った今読むと寒々しく響きます。