これだから本屋通いはやめられない

丸ビルで同窓会だと言うので、少し早く出てオアゾ丸善に立ち寄る。

『笑わない数学』の本を買うのはまぁ目的通りとして、フランス語の本、近所にない何かあるかな、と物色したら、なんかもう宝の宝庫でした。

気づいたら待ち合わせ時間2分前なのでこれ以上見るのは諦め。無念。でも、この二冊に出会えて最高。

 

『頭の体操』の方は、2002年の本らしい。店員さんが手打ちでレジ登録してました。実用性の全くない外国語学習なんて最高じゃないか。イラストも渋いし、間違いない。

 

『ピーナツ』、これはもう買うしかない。それは定め。

自分のフランス語の単語力のなさをどうにかしたいと、ここのところ単語の本を探していたのですが、「中上級」とあっても結構基本語だったりしてしっくりこない。

そこへきてこの『ピーナツ』。この英語版を見た時の衝撃は忘れられません。こんな斬新な単語集があったのか、と。現役の受験生のときにほしかった!と強く思ったものでした。確か、著者は亡くなってしまって大変残念に思っていたのですが、仏語版を見かけたことで調べたら、安河内先生らが続編書いててこれまたびっくり。

で、この仏語版。著者は違ってもあの変なテンションは健在。そして、期待通り、BASICなのに、全然BASICじゃない(もちろん、基本語が多いけども)。

付属CDはパソコンで読み込めないし、ダウンロード音声販売サイトは怪しげなFXサイトになってるし、座禅の誘いのQRついたかわいいお坊さんの紙も挟まってるし(誰かが本屋で入れた?)、なんかもう期待を裏切らないカオスっぷりでした。

けれど、クイズ形式になっている単語問題は身につきやすくていいのです。

 

あー、ほんとにいい買い物しました。絶対に本屋でないと見つけられない本たちでした。

これだから本屋通いはやめられない。