スピーキングトレーニングの本

英語の四技能の中でも圧倒的に苦手なのがスピーキング(でも、実際の会話の英語の聞き取りも同じくらい苦手)。

同じようにスピーキング苦手というタイプに評判で、自分も気になっていた『英語のハノン』が買いたくなって本屋に行ったのに、結局、違う本を買ってしまった。

この本、2011年の本らしいですが、なんで今まで知らなかったのだろう!英会話系の本は普段は興味ないからかもしれません。でも、この本は、これだよ、これ!!というぐらい自分にしっくりきました。

 

ふつう、イラストは会話の場面を引きで表現しますが、これは、相手が自分に向かっているようになっているのがまず素晴らしい。それにより、自分がその場面で瞬発的に話すことが求められる臨場感があります。 

 

次に、日本語。その場で日本語ならこう言いたいよね、という自然な日本語があり、それをもとに、英語を考えるのですが、「解答」はその場面なら英語ならこう言う、というもので、必ずしも日本語と一致していない。そう!そうなのよ!!同じ場面でも、日本語と英語では言うこと違うのが、日常会話なのよ!!とようやく求めていたものに出会えた!!という気分です。

 

日本語が完全にネイティブレベルの友人には、日本語を英語にしようとしているせいで英語が話せないのである、英語で考えないと、といつも言われます。日本語から考えるのではなく、この場面で英語ならこう言うというのを、瞬発力の求められるイラストによって訓練できるこの本はすごくいいと思います。

 

子供が五分間の吸入やってる横でやろうと思います。たぶん、カルタのように、日本語を見ず、絵だけを見て英語が出るようになるまでやると、かなり身につくと思われます。

 

いつか買うかもしれないハノンちゃん↓