渋谷の Maruzen & ジュンク堂書店 にて

今日は渋谷の東急本店にできたMaruzen & ジュンク堂書店 に行ってきました。
レイアウト的にはジュンク堂でしたが、Maruzen 要素はどこにあったんだろう。
店員さんもジュンク堂仕様だったような…うろ覚え。


で、支給された図書カードでさっそく買ったもの。
もう残額がほとんどない。
超興奮して手当たり次第本を買ってしまった。


明鏡国語辞典 第二版

明鏡国語辞典 第二版

  • 3,045円


買うと宣言していた明鏡第二版。
本屋で他のともわずかながら比べてみたけれど、
やっぱり文法の詳しさでこれに勝る辞書はないと思います。


「なさそうだ」の形、どれが「さ」が入ってOKなのか分からなくなってしまうときがよくあるのですが、
(行かなさそうだ、がOKかどうか、とか)
今回の第二版では「ない」のコラムが充実していて、第一版に増してこの疑問に答えてもらえます。
あと、「行かないです」みたいな「ない+です」の形は「ぎこちない」と明言していてくれたりと、
語法面で安心できます。


日本語の上級学習者の人でもこの辞書なら満足してもらえるのではないかしら。


一度国語辞典を全部読む、っていうのをやりたいのですが、やるならこの辞書でやりたいなぁ。


みんなの日本語事典―言葉の疑問・不思議に答える

みんなの日本語事典―言葉の疑問・不思議に答える

  • 3,990円


これはたまたま見つけた本。
本当は先日見つけた下記の辞典、

てにをは辞典

てにをは辞典

  • 3,990円


を買おうと思ったのですが、同じ売り場にこの本を見つけて変更。


例えば、「水が飲みたい」「水を飲みたい」のどちらが正しい? みたいな疑問に対して
初歩の日本語学のレベルで答えてくれています。
さらに、参考文献として関連論文が挙げてあったりするのでもっと深く知りたい、
と思ったときにももう一歩を踏み出すことができるというところでもいい本だと興奮して即買いです。


『てにをは辞典』の方も、日本語のコロケーション辞典としてはかなり実用的なような感じがしました。
もう図書カードが残っていないので買えないけれど、次回支給時に欲しくなったら買うかも。
この辞典は「2010年のお薦め」として店員さんも一押ししているようでした。
(そう言われるとますます欲しくなりますね。
あんまり「店員さんのお薦め」には惹かれない私ですが、書店員さんのお薦めには無条件に惹かれてしまう。)


英語で読む 新約聖書

英語で読む 新約聖書

  • 1,785円


前回買った英語で読む 旧約聖書の姉妹編。
新約聖書はこれから読むのでなんとも言えませんが、
とにかく「聖書のさわりの部分だけ」知りたい、という現代人にぴったりの本です。


巨大仏!!

巨大仏!!

  • 1,680円


買っちゃいました。「巨大仏写真集」。
巨大仏の巨大さをさらに際立たせるような写真ばかりで、とにかく見ていて楽しい。
素晴らしい写真集だと思います。


八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫)

八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫)

  • 714円


なんだかフェアをやっていたので、ホラー嫌いなはずなのに
「翻訳小説なら読めるかも」と買ってしまいました。
この翻訳者の名前、初めて見た訳じゃない気がする。
何の作品で見たんだろう…。八月になるまで読まずにとっておきますか。


新装版 ボビー・フィッシャーのチェス入門

新装版 ボビー・フィッシャーのチェス入門

  • 1,890円


これは芥川賞を受賞した朝吹真理子さんお薦めの本コーナーというのが設置されていて、
そこで出会った本。
(こういうフェアをやるところがジュンク堂の素晴らしいところだと思います。)


てか、朝吹真理子さんのお薦めの本はこのブログでも紹介していましたが、ご本人の本は紹介していなかった…
せっかくだから、受賞作くらい読むべきだな。


いやー、それにしても出会えてよかった。
今日買った本はどれも興奮度高いものばかりですが、中でもこの本は素晴らしい。


本当は将棋の一手詰めの本を買おうと思っていたのですが、こっちの方が正直面白いと思います。
超初歩からちょっとずつ実力がつくようにうまく問題が配置されている感じがします。


しかも、後半は本を上下逆さまにして読む仕様なのですが、ちゃんとノンブルも逆さまに振られています。
そういうところが憎い。


というところで、今年はチェスにします。将棋はちょっと待ってください。