私は大学の時に教祖になりたかったのですが、そんな私にぴったりの本。
教祖になりたい、を公言していたからか、会社の後輩がこの本を紹介してくれたのですが、教祖になりたい「あなた」にとって必読の書。
伝統宗教や新興宗教の内実を「宗教を作る側」の視点から、こんなにも噛み砕いた表現で説いてくれる本は他には絶対ありません。
読み手を茶化したような表現がかんに障る人には勧められないですが、宗教について少しでも興味がある人には是非読んでもらいたい。こんなにわかりやすい本は他にありません。
一番頭に残っているのは、スンニ派とシーア派、どっちがムハンマドの血統を重視しているのか、の覚え方。もしかしたら世界史選択の人には当たり前なのかもしれませんが、大人になってからこの区別を知った人間にとって、どっちがどっちだか分からなくてもゴロで覚えようとまですることではなかったので、ゴロを出されて、電車の中で一人爆笑しました。そして絶対忘れない。
さて、大学のときに私が作りたかった宗教。それは「屁教」というもの。人類、もっと自由におならできたらみんなハッピーに違いないのに！！と思っています。
さて、このマニュアルをしっかり読んだことだし、明日から教祖始めようかな。
