ロシア語メモ

ようやく読み終わりました。

一粒一粒楽しんで、ようやく。でも全くロシア語の単語が読めるようにはなっていません。そういう実用書として読んだ訳ではないので、いいのです。

何度も何度も「父と比べられるのがいやだった」「父と私は別」「父とは別の道を歩んだ」と、父が全く畑違いの有名人であり、比較されるのがいやだと言うのに、他の話は淡々としている中、やたらと感情的に「父と違う自分」の話が出てくるところに相当なこじらせを感じてしまい、最後の最後にWikipediaでお父さんがだれか調べてしまいました。

大田区の山の手に住んでいたようだし、実学を憎んですらいそうなので、てっきり政治家とかかしら、と思ったら、なんと落語家でびっくり。言葉を生業としているんだからむしろ同じでは、と思ってしまう。

そしてさらにびっくりしたことは、本の中にあまり登場しなかったと思われるお母さんはなんと、せなけいこ!!私としてはむしろそっちにびっくり。

でもまぁ、父にしろ母にしろ、有名人だと会う人会う人にお父さんやお母さんの話をされるのはウンザリなものなのでしょう。

結局こうして私も本の感想に入る前に長々とご両親についての感想を書いてしまったくらいだし。

で、本はものすごく影響を受けた証に、ここで紹介されていた本は三冊か四冊は読みました。図書館でも書庫にあるような本。とても素敵な出会いでした。この本で紹介されていなければ読むことのなかったであろう本。

とても幸せな気持ちで、読了。だいぶチビチビ読みました。