贈り物〜新幹線のたび

新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~ (講談社の創作絵本)

新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~ (講談社の創作絵本)


開けたとき「これ、超欲しかったんだ!」と四回繰り返して言いました。
包みを開けよう、と手にしたとき、その大きさでこの本だとすぐにわかりました。


先日餞別に本をあげた後輩がお礼としてこの本をくれたのですが、
本屋で見てすっごく欲しかったので、めちゃめちゃ嬉しかったです。


あのときうっかり買わなくてよかった!
でも二冊あったら、「日常用」と「保存用」にしていただけのことですが。


東北新幹線新青森まで延伸し、九州新幹線が全線開通した記念に出た絵本。
新青森に住む主人公の女の子がお父さんと一緒に鹿児島中央に住む
おじいちゃんに新幹線で行く、というお話。
日本全国を縦断している絵が楽しいのです。


この発売日は確か3/20頃で、震災直後。
この絵本に出てくる東北地方の太平洋沿岸地域は姿を変えてしまいました。
講談社でも出すか出さないか、という議論があったらしいのですが、
結局出すことに。


そんな話題も手伝ってか、かなり売れてる絵本です。
その話題がなくってもとっても楽しい絵本です。


雪降る東北から、日の沈む頃に鹿児島へ。
そんな凝ったイラストも素敵。


人からもらった本に対してreviewというジャンル分けもどうかと思いますが、
とにかくいい絵本だと思います。
私からもあげたい人の顔が浮かびます。