アンソロジー二種


アンソロジーって言っても、そっちの方ではなく。
もとの意味の方。
昨日紹介したポブラ社の「百年文庫」も当然アンソロジーですが、
今日は、昨日の朝日新聞の本コーナーにあったもの。


  • 998円

  • 1,890円
  • 全10巻

CDにしてもコンピレーション系を買うというのは
「これなら失敗ないだろう」という無難さを求める発想から来ている気がして
褒められたことではない、と思っていたのですが、
「本の案内役としても活躍する名物編集者」が選び、
しかもこれまで聞いたこともないような作家の作品が載っていると思うと、
なんていうか「無難」なんていうぬるいものではなく、むしろ
野心的な意気込みにあふれた気合が感じられます。


なかなか自分で新規開拓ができないくせに、「失敗したくない」私は
とりあえず、文庫化の始まった「ちくま文学の森」から買い求めていこうと思います。
だって、編者に井上ひさしがいるんだもの。