リアル

リアル 10 (ヤングジャンプコミックス)

リアル 10 (ヤングジャンプコミックス)


夕飯まで時間があるということで入った漫喫で、読み始めました。
で、その後夕飯食べて、一回家に帰ってから、また夜、近所の漫喫に繰り出し、
1時くらいまで読んで、帰りました。


10巻までで完結しているのかと思った…
4巻くらいから、これは10巻では到底終わらないだろう…とは思っていたけれど、
なんか、勝手に、終わってると思っていました。
ということで、今日、既刊読破はしましたが、また続きが7冊くらい出た頃合いに
漫喫に行かねばなりません。


スラムダンク』も会社に入ってから読んだ私ですが、
スラムダンク』を読んで『リアル』を読むのがいい順番ですね。

「『あきらめたらそこで終わりだ』って昔誰かが言ってたぞ」
というセリフにもあるように。


スラムダンク』では完全に「バスケ」が話の中心になっているのに対して、
『リアル』はむしろ「車いすバスケ」を通して、障害者スポーツ、障害を持って生きるという、
考えさせるテーマを主題としつつ娯楽作品としても面白い、というのに感嘆しながら読みました。


高橋と、山内という存在によって、彼らがいなければ「強く前向きな障害者」という
一面だけで終わってしまったものが、途中から障害をもったときの現実の受け入れ、
悲しい現実の差別、そして病状がどんどん悪化していくことへの恐怖、といった負の側面も
描かれているのが、読み応えがあると思いました。


うーん、まだまだずっと続きそうですね。
追って行かないといけません。