ゴリオ祖父さんとの再会

スイスの友人に勧められて読んだ本。
文化大革命期の中国を舞台にしており、なおかつ原語はフランス語、という自分では決してたどり着くことのなかったであろう本。


そういう出会いがあるからほんと、読書っておもしろい。この本探して本屋の棚を少し見回しただけで、まだまだ読みたい本がいっぱいあるのにそれが読み切れるほど人生長くないことに心かきむしられる。


ドキドキして読んであっと言う間に読み終わってしまった。


文化大革命期に禁書とされた西洋の書籍、中でもバルザックに出会うのがこの本の肝な訳ですが、バルザックと言えば、ゴリオ祖父さんの読書会途中で挫折した思い出が甦る。


せっかくだし、今度は日本語でバルザックに挑もうかしら。