百花繚乱のこども向け図鑑

子供の図鑑市場は今かなりの市場規模らしいです。各社かなり力を入れているようですが、だんだん「図鑑」ぽくない狭い範囲の、「それ、図鑑でなくてもいいのでは?」というものも続々と現れています。

 

最初は「危険生物」を見たときに驚きましたが、これは多分もはや定番で、各社出しています。あと、「イモムシとケムシ」は発刊されたとき、子供の図鑑の域を越えている、と話題でした。

 

「美術」というのもインパクトがあって、長男にほしいとねだられましたが、のらりくらりかわしてしまいました。美術に疎いので、ほんとは自分も欲しいのですが。でも買ってもどちらも読まないような気がして、手が出ない。

 

で、講談社MOVEのこの二冊は長男がちゃんと見そうなので、買ってしまいました。でも、これ、図鑑の立派な判型・用紙・装丁・製本である必要なくて、普通の本でいいのでは?と思うけれど、図鑑にした方が売れるのかもしれない、今は。

 

世界遺産の方は、個人的には、日本の世界遺産はもっとページ少なくてよいから世界のをもっと載せてほしい。というか、日本の世界遺産て、このでかい図鑑の写真で見ても、海外のがよりすぐりのだからか、それらと比較すると、しょぼいというか、すごさがない、というか…これを見たい、と思って外国から来てくれる人が想像つかない、というか…。「世界がっかり遺産」とか言われないとよいのですが…。