知人が博論を本にして出版したとのことで、送ってくれました。
研究から離れて久しいですが、せっかく送ってくださったので読みました。
- 作者: 植田栄子
- 出版社/メーカー: ひつじ書房
- 発売日: 2014/02/14
- メディア: 単行本
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久しぶりに脳の違う部分を使った気がします。
まず、前半のRIAS分析という分析手法は初めて知ったもので、
統計的に会話を分析する、という興味深いものでした。
後半の談話分析は自分の修論でも扱った概念があり、楽しく読みました。
当時は計量的に分析する、というのは「これから」という段階でしたが、
今言語学(語用論)ではどういう分析が流行りなのかな、というのは大変興味あることです。