鼻行類

息子が、国語の文章題の中で言及されてたこの本が気になる、と言う。

そんな風に勉強の中で出会った本に興味持つなんて何よりの宝。もうそれだけで十分。本当に素晴らしい。

さすがにいきなり買うのは気が引けたので、図書館で予約しようと思ったらなんと近所の小さな図書館にさえあるらしい。びっくり。

ところが、図書館に行って探しても見つからない。それで、司書さんに聞いて見たら「別の目で探してみますね」と探しに行ってくれました。なんと小粋な言い方でしょう。

去年、市内でも数カ所しか配置されていない調べものコーナーの司書さんがこの図書館にも配置される、といううれしいことがあったにもかかわらず、今まで訪ねることはなかったのですが、今日、ついにお話できた訳です。しかも「なんか、実在しない生き物についての本ですよね」と言い残して探す旅に出た後ろ姿にさすが、と一人で感動しておりました。

結局、返却されてまだラックに残ってて棚に並べてないところだったために私は見つけられなかったと分かりましたが、こんな不思議な本、他に借りていた人がいたのか!同じ文章読んで興味もった子が他にもいたのかしら。

で、思ったより薄っぺらいこの本、序論から大真面目にほら吹きで、大変素晴らしい。ぜひ手元においておきたいので、もう少し読んで面白いままだったら買おうかなぁ。